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2014年12月の記事一覧

大動脈解離 その3。後遺症  

年齢が若いこともあって回復はそこそこ早かった方だと思いますが、いろいろ後遺症は残っています。
まず、とにかく血流の悪さによる問題。
瞬発力はあるけど持久力がない……。
弱っているので鍛えなければいけないのですが、筋肉増強と違って「痛めつければ強くなる」という性質のものではないため、気長に心肺機能が上がるのを待つしかありません。

一番、つらかったのは歩けなかったこと。これはかなり長引きました。
入院中、リハビリをしましたが、退院するまでの1ヵ月半までに、連続3分間、距離にして50メートル歩くのが精一杯でした。
まず最初はよいのです。歩き始めることはできます。
ですが、しばらくすると、足がしびれて動かせなくなります。
ただ、その症状は一時的なもので、立ち止まって数分休むとまた歩けるようになります。
これは間欠跛行《かんけつはこう》といって、足への酸素供給が追いつかなくなるため発生する症状で、スポーツなどで疲労して足が思うように動かなくなるのと同じ状況です。
僕の場合は鼠蹊部《そけい部》(足のつけ根付近、大動脈が足に向かって2本に別れてすぐの部位)あたりが真っ先にしびれます。
関節や筋肉に負担がかかって痛むというわけではないので、特別に座って休む必要などはなく、その場で立ち止まり、ただ息を整えるだけで自然に治まります。

それと上りの階段や上り坂もつらかったです。
結局、入院中は階段昇降のプログラムまで到達できなかったので、退院後にチャレンジすることになったのですが。
階段は1階上がる程度はなんとかなりました。
ですが、続けて2階上がると足がふらつき、3階上がると、全力疾走後の「肩で息をする」ような状態になりました。
降りるのは平気でした。使う酸素の量が違うのでしょう。

そんな状態でしたから、その先どれだけ回復するかわからず、とても不安でしたが、その後、時間と共に緩やかにですが10分、20分と歩けるようになっていき、ほっとしました。
今なら1時間くらいは連続で歩けるかもしれません。チャレンジはしてないですけど。
ちなみに、こんなふうに動けなくなって初めてわかりましたが、「足を上げる動作」はとても酸素を消費するのです。
また「上り」と「下り」の動作では使う筋肉の部位が違うことや、後に自転車に乗れるようにもなりましたが、これが思っていた以上に身体に負担がかかる運動だったこととか。
普段、なかなか意識することはありませんよね……。

それと、血流不良の定番、冬場での『冷え』にも悩んでます。
特に心臓から遠い場所、両足の先と右手の先がやたらと冷たくてつらい……。
冷えのメカニズムを知れば自然に対策は思いつくものの、なかなか思うように改善はされないです。
自律神経が弱っているという一面もあるんでしょうけれど……。

あと、胸の中央に大きく残った手術の跡は、縫合部分がケロイド状になっています。
服とこすれるだけでも痛いので、あまり激しく動きたくありません。
いちおう普通の暮らしに近づいてはいますが、もう少し、気楽に過ごせるようになりたいですね。

category: 健康

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大動脈解離 その2。どんな症状か  

大動脈解離から運よく生還したわけですが、この『血管が裂ける症状』というのがどうもピンと来ませんでした。
だって、血管ってマカロニみたいになってるんじゃないの? それが、裂ける?
そんなことになったら、体内、血まみれで、もともと即死じゃないかい?
と。
話を聞くと、血管のそのマカロニの部分は、たとえばバームクーヘンのような層になっていて外膜と内膜があるそうです。
で、解離とはこの膜がはがれてしまった状態なのだそうです。
退院後にCTの写真を見せてもらいました。
胴体の背骨の横あたりを通っている、動脈の大きな円がすぱっと分断されていました。
薪割り――切り株の上に置いた薪を斧で縦に割ったときのようです。
写真はもらえてないのでアップできませんけれど(笑)、ググると似たような写真を見られます。
まさか、こんなふうになっているとは。
もっとも、術後の写真なので、当初、どのように裂けたのかはやはりピンと来てはいないのですが。
そう、手術は成功していますが、血管は一部、裂けたままで、完全に元どおりにはなっていません。
患部が広範囲に渡って裂けていて、おなかを越えて足に分岐する近くまで、長く裂けていました。
ですので、胸に近い方は当然縫合していますが、おなかの方に近いところはそのまま。
メスを入れる場所や、手術時間との兼ね合いなどで、これが最善という判断となったそうです。
すべて縫合されていないという事実についてはショックですが、僕も仕方がないと思います。
それに、救命時の措置からすると、裂けた部分の修復も大事ですが、それ以上に大事な処置があったということでした。
心臓から出てすぐの弓状になっている動脈部分を人工血管と交換すること。
というのは、この部位が破裂すると(たとえ手術中であっても)、確実に助からないのだそうです。
もちろん僕は、時間の経過と共に、ここが詰まって破裂するという危険がありました。
この症状の致死率が高いのは、裂けた状態と時間の掛け合わせで、血管が破裂するまでに病院に辿り着いて処置をしてもらえるかが生死の鍵となるからだそうです。
大出血は言葉どおり、致命的なのでした。
芸能人などで同じ症状で亡くなっている方を結構見かけますが、どうやら救急車で搬送されるまでに時間がかかっているようで、ああ、間に合わなかったんだな……と。
先生も「よく破裂せずに病院に辿り着いてくれました」とおっしゃっていました。

そして血管の破裂以外でもリスクはまだまだあります。
一時、心臓を停止させなければいけなかったそうです。えーっ。
また、手術自体が終わっても、脳に後遺症が残る可能性がある(最悪、意識が戻らない)とか、もろもろひっくるめて、そもそも成功率はけっして高いといえない手術です。
親が、手術前に次々渡される同意書にサインをしたと言っていました。
僕も見ましたが……各処置による具体的な死亡率が書かれてたり、万が一の場合は当病院は責任を負いませんがよろしいか、といった、まあ、「ぜひ機械的に処理されるだけの無駄な書類であってほしい」と願いたくなる内容でしたね(笑)。
とにかく運がよかった。それだけではないですけれど、運がよかったのはまず事実。
運命と、人の流れに感謝。

category: 健康

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大動脈解離の発症と生還、1周年  

去年の12月1日。
急性大動脈解離で倒れました。
血管が裂けるという致死率が極めて高い症状です。
でも、幸運が重なって、命、長らえることができました。
あれから1年。
発祥前と同じというわけにはいかないものの体力も回復していて、なんとか形だけは普通に生活できています。
原因は主に不摂生や身体の酷使によってダメージが蓄積されていたためで(体質もあると思いますが)、後悔は先に立つものではないけれど、生き延びたおかげで大事なことに気がついたのも事実。
『塞翁が馬』などといいますが、まさにそんな気分。うまい故事だなと思います。

そして、手術後、意識と記憶が戻って、まだ生きていられるのだと気がついたときから、メモを取り始めました。
というのも、入院経験なんて初めてだったから、できる範囲で取材してやろうと、すぐさま思いまして。
このあたりは確実に職業病。
退院するまでの克明な手記が残っているので、ぽちぽち公開します。

さて、お役立ちの内容も書いておきます。
まさにデッド・オア・アライブ、緊急事態での対応について。
大動脈解離に限ったことではありませんが、身体に尋常ではない痛みを感じたら、即座に救急車を呼ぶこと
特に部位が頭と胸の場合は一刻を争うと思ってください
大動脈解離の場合は、胸に激痛と灼熱感が走ります。銃で撃たれたかのような感じです(実際に撃たれたことはありませんけど)。とにかく、明らかに、命を左右するに違いない異常事態が体内で発生したとわかりました。
発症後、短時間で、手が動かなくなったり、立てなくなったり、しゃべれなくなったり、意識がなくなることを想定して行動してください
僕の場合は発症から30分あたりで立てなくなり、多分、1時間以内で意識がなくなっています。
なので、救急車の他に、家族や親戚、とにかく誰かに連絡すること
特に家の中でひとりきりの場合は、身体が動くうちに、救急隊員が入れるように玄関の鍵を開けておくことと、携帯電話家の鍵を手に持っておくことです。
最悪、保険証やお金とかは後回しでも平気です。

そこまで手配したら、あとはいろいろな意味で、運です。とにかく最善を尽くしましょう。

category: 健康

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強風対策、100均グッズで風よけを作成  

家庭菜園をしています。
ただ、マンションの4階に住んでいるので、ベランダとバルコニーを使うしかなく、鉢とコンテナを使っています。
で、高層マンションの宿命、強風。今年は豪雨と台風もすごかったのですが。
対策として100均グッズで風よけを作成しているのですが、追加作成することにしたので、ついでに工程を説明。

材料:一番大きなワイヤーネット×5枚、透明のビニールシート、結束バンド(一番小さいサイズで十分)、透明のビニールテープか養生テープ(耐水性のあるもの)。

テープは家にあったものを使いました。
ワイヤーネットは複数の店を回り、一番大きなサイズ61×29センチを購入。『レモン』という店です。
他は『ダイソー』にて入手。


作り方は簡単。こう組み立てるだけです。
もちろん、結束バンドをたくさんつけるほど安定します。
あと、ワイヤーネットのサイズによっては、4枚で十分な場合・4枚しかつけられない場合もあります。
マス目を数えるのがわかりやすいので、どういう完成形になりそうか、購入時に確認するとよいです。


その後、ワイヤーネットの周りにビニールを貼ります。外側だけでOK。
前面は、ヴェールのように垂れるよう貼りつけて完成。
あまり神経質になる必要はありません。
半年もすれば風雨にさらされてビニールはボロボロになってしまいます。
たぶん、結束バンドも数年したら紫外線で崩れやすくなるんだろうなぁ。


同様に、小さなラティスも作ってみます。材料は同じ。
今度は横一列につなぎます。
今回は5枚で作りますが、いちおう3枚以上なら平気です。
枚数が多いほど、自立させたときに倒れにくくなります。


可変構造にして、不要なときには折りたためるようにします。
結束バンドは緩くなく、きつくなくという微妙な感じにします。


ビニールを全体に貼って完成。
これもあまりピンと張らず、少し『遊び』を用意するのがコツです。


バルコニーに配置。
普段は手前のビニールは上げておき、雨が降ったらビニールを垂らしてせんたくばさみで止めます。
ちなみにこのあたりはネギエリア。


フラワースタンドもOK。このサイズだと上段に背の高いものを置けないので、必要に応じてブロックとかを足として用意した方がいいかも。
これが温室になるといいんですけどねー。ま、さすがに無理。


ラティスで北風の防止。ぐるりと囲います。
ひもで固定したい場合は、ビニールに穴を空けて縛ります。


雪対策のためには天井を工夫しないといけませんが、ひとまず横から吹き抜ける風さえガードできればOKということで。
これで株を弱らせずにすみそうです。

category: 家庭菜園

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